良くも悪くも葬式代。

 

おお。

来週は名古屋ウィメンズ？

いっときは恒例だったのよ。

大阪を出発してひつまぶしで昼食。

受付ついでに名古屋ドーム隣接したイオンで

あんかけスパゲッティ食べてさ、

夜はホテル近くで味噌煮込みうどん。

ビバ、炭水化物。

名古屋メシはうめぇょ。

そう思いながら当日は、

身動き１つせずソファに埋まる。

さて、最近のあたし。

仕事でぼやきと文句と逃避を繰り返しながら

年度末を乗り越えようとしてる最中。

で、週末は実家に帰ることが多くなった。

以前にも書いたけれど、

実家のリフォーム検討に一員として

ひどく頭を突っ込んでいる。

お風呂だけ、トイレだけでは済まないボロ屋に

爺さん婆さんではもう考えが追い付かない。

調べだしたらキリがない情報量なんだもの。

昨日、お母ちゃん言うわけよ。

「好きなようにしたらいい。」

「あと10年くらいで死ぬし」

「葬式代くらいは・・・」

でた、でた、これや、スッキリした。

言われてあたし気づいた。

解釈というのか感覚というのか

ともすれば時代や礼儀の変化か。

「葬式代くらいは残して死ぬ」

気持ちを表す表現でもあったりする。

迷惑はかけない、その気持ちは理解する。

あたし自身だってそう思うもの。

が。

少なくとも今のあたしに、この洒落は全く通じない。

たった一回で済む葬式代など残さなくていい、

十年以上続くかもしれない介護費用を想定してくれ。

あたしは真顔でお母ちゃんにそう伝えた。

検索してみたら、

小さな家族葬399,000円と広告が出てきた。

オプションもすごそうよ。

はーぁ。

この鬼娘が。

我ながら冷たい事を言う娘だと思ったけど、

ドライに考えて伝えておかないと、

背負ったものに潰れてしまいそうな気もする。

人生100年、医療発展で長く生かせてくれてる。

先手？先手？先手必勝？

いやいや、なかなか。

全く容易ではないし、

考えるもの嫌でしかない。

昨日は風呂のリフォーム委員会。

コケて動けなくなっても困る。

十分に老いた人を考えながら

風呂場とトイレに手すりを設けることにした。

あたしの中で。

考えてることとやってることが、

違うような違和感を感じながら。

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